リユ-スパーツ ~生産から販売まで~
取り外し

再利用可能な部品を取り外します。一部の部品車載状態でテストされ再利用可能なもののみ取り外されます。品質の関係で1台から取り外される部品は23点程度まで厳選されます。
検査

所定の検査を行い、必要な性能を有しているもののみをリユースパーツとして商品化します。
検査を通過しなかったものでもオーバーホールにより性能回復が見込めるものについてはリビルトパーツの材料として出荷し、資源の有効利用に努めております。
在庫管理

検査を通過したパーツは清掃され、管理された倉庫の中で出荷を待ちます。
同時に全国のグループ店舗から即座に検索できるようコンピュータに登録されます。コンピュータには程度などの詳細な情報も入力されますので現物を見なくとも商品の確認が出来ます。
在庫確認・受注

店舗からはコンピュータを通じて在庫情報や部品の程度などの確認が即座に出来ます。
在庫があればオンラインシステムを通じてその場で注文できます。
発送

注文を受けたパーツは当日中に発送され、例外のない限り翌日にはお客様の元へ納品されます。
フルリビルトエンジン製造工程
エンジンはネジ一本にいたるまで完全に分解されて検査されます。
基準値を超える磨耗や破損のある部品は修正または新品と交換されます。
また、消耗品類はすべて新品に交換されます。
シリンダブロックの面研を行い、平面度が基準値内に収まるよう修正を行っています。
また、基準値を超えるものについてはホーニングやボーリングも実施します。
バルブとバルブシートの刷り合わせを行い、密着面が基準値内に収まるよう修正を行っています。
また、カムメタルのクリアランスが基準値内にないものや異常磨耗が見られるものはメタル交換等も実施します。
シリンダヘッド内のスラッジも完全に除去され新品同様です。 
組みあがったエンジンのテストを行っています。出力・油圧・油音・排気温度・水温・異音・振動・負圧・クランクケース内圧力や排気ガス成分のほか、水漏れ・オイル漏れ・燃焼ガス吹き抜けといった項目まで厳しいチェックが行われます。
完成したリビルトエンジンです。ここまでの工程を経ると新品と比較してもなんら劣るところはありません。
性能とは無関係ですが新品同様に塗装やサンドブラスト研磨も行われております。
リサイクルパーツ・ラインナップ

上記の工程を経て生産されたリサイクルパーツの一例です。写真に掲載できなかったパーツも沢山あります。
(マウスカーソルを重ねると解説が表示されます)